エスパドリーユのお手入れ方法
夏にマストな靴と言えばエスパドリーユ。
男女問わず種類が豊富という事もあってか、近年は「夏と言えばエスパ!」というくらい定番化してきました。
また低価格で購入できる事もあって”大人買い”できるというのもエスパ人気の理由のひとつだとも言えます。
そんなエスパドリーユなのですが、普通の靴とは違うため「お手入れ方法がわからない」との質問を度々受けます。
エスパは基本素足で履くため、汗や汚れを直接吸収してしまいます。
また天然素材のため、雨の日に履くと型崩れを起こしてしまいます。
その為お手入れ方法がわからず、ワンシーズンでさよなら…なんて事が多々見受けられます。
今回はそんなデリケートなエスパドリーユの簡単なお手入れ方法をまとめました。
そもそもエスパドリーユって何?
エスパドリーユとは・・・
エスパドリーユ(espadrille)とは、底がジュート麻でできたサンダルのこと。
アッパーはキャンバスを使用している。
夏のリゾート用に使われることが多い。
またサンダルだけでなく、スニーカーなどもある。
フランスやスペインで主に作られている。
ヨーロッパ発祥の天然素材を主に使用したスリッポン調なサンダル。
基本の素材や形は一緒なのですが、柄や色が豊富なのが特徴です。
中には一足千円未満のエスパもあるため、柄違いや色違いで多数所持している方も多い様です。
そんなエスパのお手入れ方法は・・・
エスパドリーユを長持ちさせるお手入れ方法3つのコツ
1、水分を避ける
靴に対しての基本的な事なのですが、エスパはジュートが天然素材のため特に水分を嫌がります。
ソールのみならずアッパーのキャンパス生地もなるべく水分は避けた方がいいです。
その為には防水スプレーなどを使用し、常にドライな状態をキープします。
最悪雨が降ってきて濡れてしまった場合は、帰宅後形を整えて自然乾燥するようにしましょう。
同じエスパを次に使用する場合は完全に乾いた状態で使用しないと型崩れの原因になりますので気をつけましょう。
2、汚れ汗ジミを落とす方法
スニーカーなどは水を使って洗っても問題ないのですが、エスパは先ほども話したように、できるだけ水分は避けた方がいいです。
アッパーのキャンパス生地はまだ大丈夫なのですが、ソール部分は天然素材の麻を編み込んで仕上げてますので水に濡れると水分を放出しにくいですし、繊維がほつれて型崩れの原因になります。
なので手洗いでも水に浸けてジャブジャブ洗ったり、ましてや洗濯機などで洗うのはNG。
できるだけ水分を使わずに洗うようにします。
【アッパー部分】
アッパーのキャンパス地は多少の水分ならOKです。
まず濡れタオルに中性洗剤を含ませ、表面の汚れを拭き取ります。
しつこい汚れに対しては、靴の中に乾いたタオルを入れて上から叩くようにすると落ちやすいです。
汚れを落とした後は、洗剤が付いてない濡れタオルやスポンジなどで洗剤の成分を綺麗に拭き取りましょう。
【ソール部分】
できるだけ水分を含まない歯ブラシで、汚れの場所をブラッシングします。
しつこい汚れに対しては多少の洗剤を付けても問題ないのですが、付けすぎると天然素材の麻を傷めるのでほどほどに。
ブラッシングが終わったら洗剤の成分と同時に汚れも拭き取りましょう。
3、乾かし方
最後の仕上げは乾かし方。
天然素材のため機械的な乾燥ではなく自然乾燥にしないと形が崩れてしまいますので気を付けましょう。
形を整えたら風通しのいい場所で陰干し。
完全に乾ききったら軽くブラッシングし、ホコリなどを落とします。
最後の仕上げで、また防水スプレーをかければ完璧です。
以上がエスパを長持ちさせるお手入れ方法のコツでした。
メンズエスパドリーユのコーディネート
そんなエスパを取り入れた参考にしたい着こなし。
スーツの”ハズし”テクはスニーカーだけじゃなく、夏なら御方のようにエスパでもかっこいいです。
スーツですが涼しげな感じがします。
ネクタイとリンクしたエスパをチョイスする事でコーディネートとして成り立ってます。
こちらの御方もダブルのスーツにエスパでの”ハズし”
素材や色合いでこなれ感を演出。
半袖、ハーフパンツ、エスパと夏の王道スタイルとも言えるエスパ使い。
被らないように小物などで変化を付ける。
ライトブルーのスーツに同系色のエスパ使い。
夏にジャケットで一見暑そうにも見えますが、色合いとエスパで涼しげな感じを上手く表現したコーディネート。
『エスパドリーユのお手入れ方法』・まとめ
今回は夏にぴったりなエスパドリーユのお手入れ方法をまとめてみました。
ちゃんとお手入れをすれば「ワンシーズンでさよなら」なんて事にならないので、しっかりとした知識を付けちゃんとお手入れしましょう。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。
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