タートルネックの大人な着こなし指南
冬に活躍するニット(セーター)。
薄手の物から厚手の物、ざっくりしたローゲージ編みからシンプルなハイゲージ編み、カラーやデザインなど種類も様々です。
また、ニットはネックの形によっても種類分けされます。
代表的なのがタートルネック、ハイネック、クルーネック。
そんな中でも、今回はタートルネックを大人メンズが上品に着こなすコツをまとめてみました。
タートルネックとは?
首に沿って筒状に伸びた襟。折り返して着る。とっくり襟。
ハイネックの一種でもあり、ネックが亀(タートル)のような形になる事からタートルネックと呼ばれるようになりました。
また、ネック部分がゆったりと余裕があるタイプはオフタートルとも呼ばれています。
ニットの中でも寒い冬に活躍するタートルネックは首周りを覆ってくれるので防寒対策にもなり、冬には活躍するトップスです。
ちなみに、タートルネックとはアメリカ英語で、イギリス英語ではイギリスで盛んだったスポーツ”ポロ”の競技服に似ている事からポロネックと呼ばれてます。
日本ではその形状から徳利(とっくり)と呼ぶ年配の方もいます。
そんなタートルネック、カラー別でコーデをまとめてみました。
上品な着こなしには白タートルネックを
そして今季おすすめするのが白のタートルネックです。
白のニットといえば”女性らしい”または”可愛らしい”とのイメージがある方もいるとおもいますが、白タートルネックにしっかりとしたジャケットを羽織れば、上品なメンズコーデが完成します。
白のタートルネック以外はネイビーでまとめた着こなし。
タートルネックが際立って見えるが、あざとくないのは他をネイビー1色でまとめたから。
大人らしいシンプルな着こなしです。
少しベージュ掛かったタートルネックなら落ち着いた雰囲気を醸し出せる。
全身ワントーンだが、チラ見せのワインレッドにセンスを感じる。
白タートルネックを取り入れたこちらもワントーンのコーデ。
ドレッシーなチェスターコート、綺麗めなパンツとトーンを合わせた事で統一感もあり、とても上品な着こなしに仕上がってます。
白のタートルネックは”甘い”イメージがありますので、しっかりとしたテーラードジャケットやチェスターコートを合わせる事でちょうど良い塩梅となり、上品で洗練せれたコーデへとなります。
シックな着こなしには黒タートルネックを
黒のタートルネックは冬のメンズコーデに取り入れやすく、エレガントでもカジュアルでもシックな着こなしに対応可能な万能の冬トップスです。
エレガントに行きたいなら御方を参考に。
ダークグレーのスーツに黒のタートルネック、チェスターコート。
シックな色合いでコントランスを表現した大人な装い。
カジュアルなビズスタイルとしても可能。
さらにコントランスを強調するなら明るめのグレースーツを。
インナーに黒のタートルネック取り入れたので、明るめな色合いのスーツでもちゃんと締まって見えます。
サングラスやグローブ、バッグなどの小物がさらコーデを格上げしてくれる。
インナーにシャツを忍ばせたレイヤードスタイルも最近のタートルネックの着こなしに多く見られる。
大人プレッピーの印象を受けるハンチングと、綺麗めなスラックスがリンクしているので、コーデがとてもまとまって見えます。
全身ブラックコーデにも活用。
武骨なレザーライダースならハイゲージのタートルネックが柔らかみをプラスし、”武骨過ぎない”武骨なコーデが完成。
サングラスやバッグなどの小物でお洒落をアピール。
黒のタートルネックは様々なアウターにマッチするのでコーデの幅を広げる事ができます。
また、まとまりのないコーデを引き締めるにも黒のタートルネックは活用できます。
他のカラーならこんな着こなし方も
今までのタートルネックコーデとは一味違った、テラコッタカラーのタートルネックとブルーのタータンチェックジャケットを合わせた上級者コーデ。
タートルネックが特殊な網目になっていて、一枚だけでも活躍できそう。
両方とも色合いが主張しているので、パンツは落ち着いた色を取り入れてるはず。
ワインレッドのタートルネックにベージュのスーツ。
クラシコイタリアな雰囲気が感じられるのは、タートルネックをインしているから。
ブルーまたはネイビーのタートルネックは比較的コーデに取り入れやすい。
紺ジャケのインナーや、上からキャメルのチェスターコートを羽織るなど、都会的な着こなしにも最適です。
また、同系色となるデニムとはベストな組み合わせ。
明るい色合いのタートルネックならカジュアルな装いに◎
また、差し色としても使えますので、コーデに物足りなさを感じた際に取り入れてみてはどうでしょうか?
編み方で違った表情も出る
タートルネックはカラーだけじゃなく、編み方によってもまた表情が変わります。
ざっくりとした編み方のケーブル編み、アラン編みなど総称して全てローゲージだが、ファッションでは別々に表現されている編み方です。
編み方によって模様を加えるケーブル編みは、ざっくりとした印象でカジュアルな暖かみを与えてくれる。
ローゲージのタートルネックは存在感があるので、一枚でも十分コーデが完成します。
シンプルならハイゲージ、存在感を出すならローゲージといったように、落ち着いた色合いでも編み方によって表情を変える事ができるのもタートルネックニットの特徴です。
『タートルネックメンズ着こなし指南』・まとめ
今回はタートルネックのメンズ着こなしをまとめてみました。
お気に入りのコーデはございましたか?
冬に活躍するタートルネックは、インナーとして、またその一枚としてでも活用できます。
今冬のコーデに取り入れてみてはいかがでしょうか?
今回も最後までご覧いただき有難う御座いました。