レインコートの着こなし
雨の日になると気分が上がらず、やる気も失せて来ませんか?
また、そんな気分のままだと仕事にも悪影響を与え兼ねません。
そんな日はファッションで気分を変えてみるのもいいかも。
今回はそんな雨の日が逆に待ち遠しくなるレインコートを取り入れた着こなしをまとめてみました。
レインコートとは?
1823年スコットランドの化学者であるチャールズ・マッキントッシュがゴムを使った防水布を発明した。
この時の防水布を使って雨を凌げるように作ったコートがレインコートと呼ばれるようになりました。
そしてその後、バーバリーが作ったレインコートが防水性がとても優れていたため、第一次世界大戦時のイギリス空軍に採用され話題になりました。
この時のミリタリー調のデザインが現在のトレンチコートの始まりとも言われてます。
参考:トレンチコートの着こなし
トレンチコートの始まりはレインコートだったので、お互いのコートは形が同じのものが多いです。
二つの大きな違いは生地。
レインコートはその名の通り雨を凌ぐ用なので、防水のため耐水生地のポリウレタンコーティングなどがよく使われます。
それだけではなく、湿気を逃し蒸れを防ぐため透湿耐水生地もレインコートにはよく使われる素材です。
一方でトレンチコートは防水用ではないので、ギャバジン(加工した綿生地)やウールなどの素材が定番。
また化学繊維やレザーなどもよく使われる素材です。
レインコートをシックに着こなす
グレースーツのアウターに黒のレインコートを合わせたシックな雨の日コーデ。
アウターからワイシャツまでの色合いがシックなグラデーションになっており、こなれ感があるレインコートの上手な着こなし。
黒のレインコートはコーデに取り入れやすく、オンオフ問わずに使用できるので、雨の季節は一枚は持っておきたい。
デニムでオフの日でも黒のレインコートでシンプルコーデ。
非常にシンプルの中、ジップ周りのカラーステッチがワンポイントにもなっている。
カニエ・ウェストのレインコートコーデ。
インナーとパンツを黒でまとめ、全身ブラックコーデとしてもレインコートは活用できます。
迷彩柄のレインコートはそれだけでもオシャレに見える。
雨の日だけじゃなく、普段使いとして取り入れてみるのもいいだろう。
気分を上げたい時はこんなカラーも
雨で沈んだ気分を上げたい時には、こんな色合いもどうですか?
目を引くような明るいイエローのレインコート。
インナーとパンツと小物の色は控えめに。
同じく目を引くようなオレンジのレインコート。
カジュアルなビジネスファッションとして使えそう。
明るい色合いのグリーンだが、他をシンプルにまとめたのでこなれ感がある。
これならビジネススタイルでも取り入れられそうだ。
白ならよりスポーティーさが強調され、旬なアスレジャーファッションとしての活用も可能。
レインコートおすすめブランド3選
ストゥッテルハイム
ストゥッテルハイムは、スウェーデンのファッションブランド。
アウターを中心に展開。デザイナーはアレキサンダー・ストゥッテルハイムが務める。
2010年にスウェーデンにてスタートしたブランドです。
時代に流されないオーセンティックなデザインがストゥッテルハイムの魅力のひとつ。
トレンチコートやボンバージャケットなども発売してますがメインはレインコート。
マッキントッシュ
チャールズ・マッキントッシュにより1823年に設立されたブランド
上記でも話したゴムを使った防水布を発明したのがこのマッキントッシュです。
防水布は大人気になり、当時瞬く間にイギリス全土に知れ渡った。
マッキントッシュは偉大な発明家とも言われたレインコートの生みの親でもあります。
ノルウィージャンレイン
2009年、ディレクターAlexander HelleとデザイナーT-Michaelがノルウェーでブランドをスタート。
雨が多いノルウェーで、機能的な防水アウターを作ろうというのがブランド立ち上げのきっかけ。
スタイリッシュなデザインだが機能性は高い防水防寒アウターがメイン。
参考:ノルウィージャンレイン・ポリエステルフーデッドレインコート
『気分を上げてくれるレインコートの着こなし』・まとめ
今回はメンズのレインコート着こなしについてまとめてみました。
雨の日はどうしても気分が落ちてしまいますが、そうならないためにもファッションで楽しみを取り入れてみるのはどうでしょうか?
オシャレなレインコートなら逆に雨の日が待ち遠しくなりますね♪
今回も最後までご覧頂き有難うございました。
今旬なコーデは?
参考:スーツの着崩し方10選